居場所のあり方を考える〜リビングラボの視点から〜
みなさんにとっての居場所はどんな空間でしょうか?
懐かしい友人や学校の仲間が集う空間が居場所と思う方もいらっしゃれば、
図書館の片隅が自分の居場所だと考える方もいらっしゃるでしょう。
私が居場所について考えるようになったのは高校3年生の12月でした。
自分は教育に関心のある学生で、仲間と一緒に教育系(座学メイン)のYouTubeチャンネルを立ち上げて誰でも学ぶことができるコンテンツの開発をしていました。
活動を続けていくにつれて、自分たちのコンテンツを求めているのは居場所にいる子どもたちなのではないかと考えるようになりました。
ここが全ての始まりでした。
そこから「居場所とは何か?」「どんな空間が人にとって快適な空間なのか?」「メタバースは人類の居場所になるのか?」などの問いが生まれ、
今まで以上に居場所のあり方に向き合うようになりました。
そこで、今まで以上に活動の幅を広げたいと思い、合同会社Linkuplaceを立ち上げることにしました。(会社を立ち上げた経緯に関してはどこかでもう少し細かくお話をさせていただけますと幸いです。)
そこで今回は弊社初のイベント形式のプログラムで、今後の居場所のあり方をみなさまと一緒に考える場を作らせていただきました。
実は代表の遠藤、くらリビングさんとは8年以上も前から関わりを持たせていただいており、まさかこのような機会をいただけるとは思ってもおりませんでした…!
ここからは当日のイベントをご紹介します!
企画名:居場所のあり方を考える〜リビングラボの視点から〜
企画日時:11月13日(月)18時〜20時30分
場所:さくらリビング第1研修室
対象:リビングラボ関係者居場所支援団体に所属する方
学校の先生・行政職員・学生 など
主催:合同会社Linkuplace
後援(今後申請予定):公益財団法人よこはまユース
NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ、第5回全国リビングラボネットワーク会議実行委員会
協力(調整中):一般社団法人からこそBOX、任意団体CanVas、特定非営利活動法人第3の家族
参加費:500円(当日徴収をさせていただきます。)
イベント申し込みフォームはこちらです!
<この企画に関して>
今回の企画では青少年交流・活動支援スペース施設長の尾崎万里奈さんをパネリストにお呼びして、今後の居場所のあり方や、リビングラボ視点から見た居場所のあり方を皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
当日は司会の遠藤イチオシの屋台コーヒーもお呼びしておりますので、コーヒー片手に居場所支援の今後についてを一緒に語り合ってみませんか?
<企画の背景>
近年「居場所」の問題が深刻化しており、その解決に向けた取り組みが求められています。この事業は、そんな居場所問題に焦点を当てた勉強会を開催し、参加者同士で居場所のあり方を考え,今後の居場所支援事業のあり方を考えるものになっています。
コロナウイルスの大流行は人々の生活様式や社会構造に大きな影響を与え、「居場所」の問題を一層深刻化させました。コミュニケーションの機会が減り、孤立感や孤独感を感じる子ども・若者や、コミュニティに属するという感覚の喪失を感じる人が増えたことにより、心理的ストレスが増加しています。
こうしたことにより、精神的な「居場所」を見つけることが困難な子ども・若者が増えていて、新しい形のコミュニティ作りや対面でのコミュニケーションを補うオンライン上の居場所づくりなどが求められています。
<青少年交流・活動支援スペースとは>
<合同会社Linkuplaceとは>
弊社は居場所×⚪︎⚪️の実現を目指している企業です。
例えば居場所×教育,居場所×ITなどの可能性は今後さらに求められてくると考えています。”居場所”は全ての人にとって非常に重要な存在であり、かけがえのない存在です。
設立者の遠藤は3年ほど前から地域のNPO法人で子どもたちの学習支援を担当しています。地域には多くの子どもの居場所が存在していますが、横の繋がりが浅く、活動内容にも限界があるというお話を伺った時に、自分にできることがあるのではないかと思い、起業の決断をしました。
現在弊社は法人さまや団体さまと協力をしながら、多様な学びを提供するためのワークショップやコンテンツの開発を行っています。
<当日のスケジュール>
⚪︎主催者・共催者の挨拶(5分)
⚪️各グループごとに自己紹介(5分)
⚪️若者支援・居場所領域の情報提供(40分)
⚪️グループディスカッション-1(20分)
⚪️休憩(5分)
⚪️他の班との意見交換(15分)
⚪️グループディスカッション-2(20分)
⚪️発表(25分)
⚪️閉会の挨拶(5分)
⚪️交流会(30分)※交流会に関しては自由参加
※交流会では参加者のみなさまの活動紹介等もできればと考えております。
進行の都合によりスケジュールが一部変更になる可能性もございます。
<パネリスト>
尾崎万里奈(おざきまりな)
公益社団法人よこはまユース /青少年交流・活動支援スペース(さくらリビング)施設長。
2016年に横浜市立の定時制高校にて、若者支援団体と協働して高校内居場所カフェ「ようこそカフェ」をスタート。現在は桜木町駅前ぴおシティ6階の「さくらリビング」で青少年の交流や体験の場づくり、活動支援、居場所づくりに取り組む。共著に「居場所づくりにいま必要なこと 子ども・若者の生きづらさに寄りそう」(2019年、明石書店)などがある。
<司会・進行>
遠藤貴也(えんどうたかや)
合同会社Linkuplace代表社員 東京都市大学メディア情報学部
高校3年生の時、コロナをきっかけに学習支援のあり方について考え始める。仲間と共に学習塾を立ち上げ、学習支援のあり方や居場所のあり方を模索してきた。
今年度は藤沢市のNPO法人内で子ども弁当のシステム構築を担当するなど、福祉分野へのDXの導入についても取り組んでいる。
7月に合同会社Linkuplaceを立ち上げ、体験格差を減らすための取り組み等を現在実現しようとしている。